~生物部OB会の紹介~
生物クラブOB会の歴史は古く、昭和30年代後半頃から始まったと記憶している。当時は5月の連休に、高尾山でカレーライス会を開いていた。その後、場所を大菩薩ヒュッテに移し、毎年1回、必ず集まる様にしている。
13期から16期生が、持ち回りで幹事を担当、買出し、炊事、掃除などを行なう。人数は15~20人位で、北は北海道から、南は京都までのOBが集まる。薪ストーブを囲み、ビールを飲みながら、学術的(?)な成果報告会兼雑談に花が咲く。草木に詳しい人もいれば、蝶(「夜のチョウ」ではない)に詳しく、日本鱗麹学会の会員になっている先輩もいる。また、きのこについて、やたら詳しいOBもいるので、毒きのこの見分け方など、すぐ教えてくれる。
しかし、寄る年波には勝てず、最近は下界に下り、御岳山の宿坊でOB会を開いている。写真は昨年写したもので、今年は9月に行なわれる。
生物クラブと聞けば、地味な人間の集まりと思われがちだが、とんでもない。全員活気があり、好奇心旺盛だ。ただ、この会も高齢化が進んでいるので、今後も存続させるために、若いOBの参加を是非、期待したいところである。
14期 上野 啓一