■ヒュッテ煙突と屋根補修を行いました
漏水がひどくなっていたヒュッテの煙突と屋根の補修を、業者に依頼する形で23年4月に行いました。
今回の作業で煙突の耐熱構造は格段に高まり、天井板を床面に平行に設置したので、薪ストーブの保温効果も高まった。前よりも安心安全・快適なヒュッテライフを味わいにヒュッテを訪れてみませんか。
■ヒュッテ小屋開きに南統括校長が来られました
2023年度のヒュッテ小屋開きを4月29日から30日に行いました。今回は山岳部同窓会の方達の他に山岳部部員、横田先生、山崎先生、南統括校長も参加して小屋開け作業を手伝ってもらいました。
まだ肌寒い4月30日(日)、山岳部に同行してヒュッテ小屋開きに参加してまいりました。
甲斐大和駅からバスで上日川峠まで行き、そこから小屋まで、薄霞の中、野鳥の声、虫の音を聞きながらゆっくりと25分ほど登っていきました。小屋は丘のように開けた場所にあり、70年ほど前に建てられたとは思われないほどの存在感がありました。苦労して水を引かれた水力発電や太陽光発電、ガスや水洗トイレなど生活には何不自由ない設備があり、これまで管理されてこられた山岳部のOBOGの方々のご努力に敬服するほかありません。
当日は卯之原副会長をはじめ15名を超えるOBOGの方々から、時代を感じることができる貴重なお話を生徒とともにうかがうことができました。みんなで囲む暖炉の温かさと雪月風化を守り続ける気持ちが、武蔵の財産であり、武蔵が求める自立の精神なのだと強く感じました。
武蔵高等学校・附属中学校 統括校長 南 和男