第71回総会のアトラクションは、都立武蔵高等学校山岳部OGで、医師でもあり日本登山医学会の理事で登山医学のガイドラインの査読に関わる「野口いづみ(19回F組)さん」によるご講演です。山の医療に関する著書の発行やNHKテレビ出演等でもご活躍されています。
「写真とトークで学べる山の病気とケガ」野口いづみ
武蔵高校時代は山岳部に入り、大菩薩や奥多摩、南アルプスなどを駆け回りました。大人になってからは(?)、タンザニア、ロシア、パプアニューギニア、中国、イラン、マレーシア、南米、スイスなどに海外遠征し、キリマンジャロ、マッターホルン、モンブラン、ワスカランなどに登りました。
最近は国内登山を楽しんでいます。2年前には沢登りで遭難もどきを起こし(?)、「年々過激になる」と評する人もいます。
3年前に常勤職をリタイアし、山三昧の生活を送るつもりでしたが、山の医療についての本、「山の病気とケガ」、「山登りトラブル回避&対処マニュアル」を出版したり、講演に駆り出されたり、NHKで釈由美子さんにテーピングの方法を教えたりで、なかなか時間が取れません。
今回、山の写真をお見せしながら、日常でも役立つ山の病気とケガの応急処置をご紹介したいと思います。
<略歴> 野口 いづみ
一般社団法人日本登山医学会理事、公益社団法人日本山岳会理事、日本山岳文化学会常務理事。
東京医科歯科大学卒業。鶴見大学麻酔科前准教授。
山の医療や安全登山のための講演、執筆なども行っている。
都立武蔵高校時代 より山岳部に所属。