卒業後、何年かに一度はクラス会を開いてきた32回生I組ですが、
誰にも告げずに消えていくメンバー、離婚や再婚や転居を繰り返してワケがわからなくなった者(それは私)、一部では連絡を取り合いながらも幹事が把握できていない人たち、二度と関わりたくない事情を抱えた輩、そりゃあ46年も経てば、散り散りになるってもんです。
そんな中、卒業以来会っていなかった、連絡先も不明だったEくんが今回ホームカミングデーに登場。
昔と変わらぬ天真爛漫な笑顔で「オレの名前間違ってるんだけどぉ〜?」とEくん。
彼はなんと自分から同窓会本部へ今回参加の意思表示をしてきたというではないですか。これを奇跡と言わずしてなんと言おう。この感激をわたしは一生忘れない。
今後の32回生I組クラス会、学年合同クラス会、同窓会は、彼を中心に開催されることでしょう。ホームカミングデー、ばんざーい。
32回生I組 新堀 美登里(旧姓:則松)
私は武蔵に在学中、アメリカ中西部のコロラド州コロラドスプリング空軍基地にあるエアーアカデミーHSに1年間留学しました。
その卒業40周年のホームカミングに出席する為、2019年に懐かしい留学先に向かいました。
コロラドスプリングのホームカミングは、トラックに「welcome back home」と書かれた垂れ幕を巻いて、卒業生たちが街を回ります。
日本と違い新しい土地にどんどん出る文化の為に、歓迎の言葉は「welcome back home」(おかえりー)なのですね。
1979卒組の参加者は50名程、遠くスウェーデンからの出席者もいました。懐かしい顔と再会し、ビールを飲み交わし、当時を思い返して忘れていた事も蘇りました。
スマホもSNSも無く苦労もありながら、ただその時期を一緒に過ごした思い出を共有出来る仲間って良いなと思いました。
そして今回武蔵高のホームカミングデーで、私は入学式で一緒だった32回生と、卒業式で一緒だった33回生の仲間達と久しぶりに再会する事が出来たのです。
武蔵もエアーアカデミーもその機会を与えてくれるホームカミングは最高です。同窓会へ参加したことのない武蔵高校生OB、OGの皆さん、次回は是非参加してください!ご一緒に楽しみましょう。
32回生 芦澤 明生(旧姓:田代)
当日の参加者、32回33回共に50名強、当日申し込みも20名ほどおりHP以外でも誘い合って参加したという声が聞かれました。
33回では学級内のみならず学年内で部活や趣味を通じて連絡を取り合ったことが当日の集まりの多さにつながりました。
40数年ぶりの再会による交流では、同じクラスはもとより、部活での先輩後輩、一年時のつながりでの再会もあり、2時間はあっという間に流れて行きました。
その交流の中で、武蔵高校という場でそれぞれが個性を生かす自由を得、互いに刺激し影響を受けながら培った生き方を、成人した社会の中で生かし、困難を乗り越えながらも充実した人生を歩んでこれたことを実感しました。
事務部の皆様のおかげで幸せな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。来年は80回記念とのこと、同窓会の益々のご発展をお祈り申し上げます。
以上よろしくお願いします。
33回生D組 石川 三枝子(旧姓:川崎)