~【都立武蔵高等学校・第1回 同窓美術展覧会】舞台裏から出展・鑑賞の感想まで~

見応えある作品群と、思い思いに鑑賞する人々●MusashiArtExhibition201803

『武蔵高校同窓美術展に思うこと』

「何かが始まるためには一歩踏み出すこと」なんて諺聞いたことがあります。都立武蔵高校同窓美術展が盛況のうちに終了しました。
そこには臼井先生の意思と、同窓会運営委員の方々の協力、また多くの卒業生の賛同と参加がありました。

自分は運営委員として今回何もしませんでした、美術展に最終日の前日に見学に行き、ちょっと恥ずかしい気がしました。

最近の武蔵高校同窓会は、同窓会72年の歴史の中で「エポックメーキング」なことです。ミニクラブという活動もしかり、同総会史上この先どんな展開になるのか、一つ一つやり遂げることによって、思わぬ結果が生まれるような気がしています。

【 同窓会事業部 小谷野 純一 】


同窓会美術展なる企画が誕生。卒業生などどなたでもOKということで、オリンピック精神で参加することに意義あり!と勝手に自分にいい聞かせて、2作品の出品に手をあげました。高校時代は一応美術部にも所属していましたので。(活動実績なし!)

作品はボクが中学2年時代に模写した水彩画「野の虎」。自宅自室に60数年掲示したものです。結構動物作品が好きだった昔を思い出しました。

2作目は自宅近くの武蔵関公園の風景画(水彩画)。高校卒業以来絵筆をとらなかった自分が、なんと何回も公園に足を運んで・・・

作品展を通じて同期生や他の同窓生とも交流が出来ました。他の仲間にも次回の企画にはぜひ参加して!と声をかける自分がいました。

【 13期生 松本 誠 】


搬入風景②出展者同士の会話

『同窓生美術展に参加して』

3月6日夕刻 作品搬入で会場へ。みんなでパネルを組み立てたり設営をするのかと思ったら、すっかり準備がされていて、自分の作品をパネルに掲示するだけ。
臼井先生が朝から、ご家族の協力を得て準備されたとのこと。大変なご苦労に感謝。

同窓会運営委員有志の呼びかけに応えて、作品を出展してくれた同窓生は、7回生から27回生まで、先生の呼びかけに応えて集まった55回生から67回生まで、母校の現役高校・中学の美術部、さらに先生ご自身と元同僚の先生の作品が展示され、作者の年代、作品の種類などバラエティに富んだ美術展がいよいよ開幕。

3月10日午後 受付当番。同級生の作品を鑑賞し、久々のクラス会を開くことにしたと、会場で待ち合わせをしていた10名くらいの先輩方。揃って楽しそうに食事に出かけられたその後ろ姿を見ながら、旧交を温めるきっかけにもなる催しだと気づく。

「同窓生ではないのですけど、見せてもらいに来ました。長年油絵を描いていたけど、80歳を過ぎたら億劫になってしまって・・・」と,武蔵野市報を見てこられたという女性。「若い人の作品を見て、元気が出たわ。私も頑張ってまた描きます」といい残して帰られた。ちょっとした地域貢献になったのでは?

生まれて間もない赤ちゃんを抱っこしてこられたカップル。同級生で結婚されたそうだ、武蔵の伝統の一つ健在。

3月11日最終日 17時から撤収。同窓会のミニクラブと重なり、作品を取りに来られない人や仕事で遅くなった人もいたが、今度はみんなで撤収作業。またも、先生
のご家族が応援に来てくださる。2時間くらいかかると思われていた作業は1時間ほどで終わり。いろいろな方が差し入れてくれたお菓子がたくさんあり、急遽茶話会が開かれた。

祖父母世代から親、孫世代までの様々な同窓生が、自由に感想や意見を述べ、笑い声に包まれることもしばしば。

できれば、継続したい。特定の人に負担がかからないように。ミニコンサートとコラボしたら。など前向きな意見を聞きながら、さすが武蔵だ、この企画に参加してよかった、と思った。(期間中、従事した日のメモから)
【 木下 伸子 】


同窓会美術展ということで、絵心、恋心、人生は爆発だ心のどれか一つでもあれば参加できるのだろうと勝手に思って参加させていただきました。

ラフな展示となり、臼井先生にはご心配をおかけしたのではないかと反省しています。いろんな作品に出会い刺激を受けました。

最終日の片付け後のショート交流会では老齢な方々や若いエネルギーを迸しらせている後輩の言葉に、この輪が広がり続ければと願わずにはいられない時間が流れておりました。私としてはスウェーデンの片田舎の石を使って曲りなりの石物を飾らせて頂き感謝です。

では次回はポルトガルの石で挑戦いたします。

【 高校時代は柔道やラグビーばかりで芸術活動には目覚めていなかった 27回生 伴埜 司 】


搬入風景①これ真っすぐに飾れてる?

『はじめての「都立武蔵高等学校同窓美術展覧会」によせて』

春の雨の翌日、まだ寒さが残る2018年3月6日火曜日の夕刻。「都立武蔵高等学校同窓美術展覧会」の作品搬入の日時である。
武蔵境駅の急な階段を額装した3面の写真を背負子にくくりつけて降りていく。

武蔵野スイングホール、10階スカイルーム。水色の鮮やかな美術展ポスターが貼られた扉を入ると、臼井先生が笑顔で出迎えてくれた。

同窓生たちが作品を飾る展示室はとても明るく、活気に満ちている。白いボードに既に展示されている絵画や写真、立体造形。そして今、組み立てられていく木製の端正なオブジェや鮮やかで巨大な昆虫。それらの色遣い、バリエーション、感性に驚いた。

作品を制作すること、展示してみんなに見てもらう意味を理解した気がした。この展覧会のために撮影に行った雪の朝。写真の撮り方も見てもらう視点から考えなおした。フォトショップの使い方も進化した気がする。自己作品を展示、同時に多くの人の作品を鑑賞し、刺激を得ることは大事だなと痛感した。

こんなすばらしい機会を提供していただいた臼井先生をはじめ同窓生のみなさんに心より感謝いたします。ありがとうございました。そしてこの企画が今後も発展していくことを期待しています。

【 都立武蔵高校27回生 藤野 修一 】


搬入風景③搬入は賑やかに

臼井先生から「同窓美術展覧会を同窓生と企画されている」というご連絡を受け「素晴らしい先生と教え子がいらっしゃるんだな」と感じたのが、始まりだった。

先生とともに実行部隊の方はもちろんのこと、告知やご出展者募集にご協力されたホームページ作成ご担当者や運営委員の皆さん、「母校でそういった企画があるなら是非」とご出展された方々へ、そのつど熱いものを感じた。

運営委員の木下副会長と臨んだ臼井先生との打ち合わせ。先生のご説明を交えあらためて拝見する企画書や出展者リストに「これは面白そうだな。ぜひ成功してほしい」との思いを強くした。

先生が会場を押さえられるところから状況をご報告いただいていた美術展。ポスターや葉書が送られてきた。同窓会公式サイトへ寄せていただく原稿や新聞広告。「多くの方にいらしてほしい」と思いながら、美術展が近付く。

前日はご出展者の搬入・会場設営など、ご苦労もありながら賑やかに準備が進んでいったと聞く。当日の運営、記録写真撮影に会報への報告と掲載。他にも様々な関わりがあったろう。

鑑賞した美術展。それは想像以上に充実したものだった。

在校生のフレッシュで今後も楽しみな作品、美術専攻の学生の意欲作、こんなジャンルもあるのかという発見。趣味と言いながら高い完成度。作品だけでなく解説を読みお話を伺うと、ますます面白い。

プロの方の様々な作品を生で拝見できた感動。もっと他の作品の実物も見たいと惹きこまれた。先生方の日本画と陶板絵付。さすがの一言。

同窓美術展だからひと肌脱ぐかとご出展された運営委員の作品。普段接している方々の知らない一面を見た。

作品自体も「こんな瞬間をよくぞ捉えた!奇跡」「躍動と長閑という違った作風を1人でお持ちとは!」「この素材からこんなアイデアものが作れるの!?」「単独で成立しているものを組写真にすることで、写真の印象や意味合いが変化し鑑賞者の思考が再構築される」と心が揺さぶられた。

そして臼井先生の陶板絵付。素敵だった。「これは習ってみたい」というのが素直な感想だ。

こういう先生と一緒に動く教え子の方が武蔵にいらして良かった。同窓会運営委員会の力もますます感じた。
美術展にご出展された方が運営委員に興味を持たれたということ、先生が次回以降も開催を予定されていることが、嬉しい限り。

同窓生以外の方もご来場された「同窓美術展覧会」は、見事に成功した。

【 木村 友紀 & 友美 】