アトラクションのご紹介:小田 富英(20回F組)さん『柳田国男を追って四十七年―柳田国男の年譜作成の話題から―』

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私などが出る場ではないと躊躇したのですが、この三月に長年書き込んできた「柳田国男年譜」を、『柳田国男全集』(筑摩書房刊)別巻Ⅰとして刊行することになりましたので、宣伝のつもりでお引き受けしました。

騒然とした学生時代に出会った後藤総一郎、小学校教員の大先輩庄司和晃という二人の恩師と、柳田国男研究会、常民大学、全面教育学研究会などの多くの仲間に支えられ、この歳になってようやく一人前になれた感じがしています。

柳田国男を読み続けて47年、細くても長く続ければその真髄に少しは触れることができるものだという私なりの実感を後輩の皆さんに伝えたいと思います。

私の原稿に厳しいチェックを入れてくださった筑摩書房校閲室の石井慎吾さんが、33回生という偶然の出会いも勇気づけられました。

当日、石井さんにもお越しいただき、共に宣伝できたらと思っています。皆様との出会い、再会を楽しみにしています。

小田 富英(20回F組)


タイトル 「柳田国男を追って四十七年―柳田国男の年譜作成の話題からー」

小田 富英(おだ とみひで)

(『柳田国男全集』編集委員、日本地名研究所『地名と風土』編集長)

20回生F組。担任 糸仙二郎先生。東京学芸大学卒。東京都公立小学校教員を36年勤め(うち武蔵野市20年)2009年退職。その後、作新学院大学特任教授を経て、現在、肩書きの他、遠野市遠野文化研究センター研究員、朝日カルチャーセンター立川教室講師などで活動中。

共著に、『柳田国男伝』(三一書房)『犯罪の民俗学 2』(批評社)『わいわい学級』(現代書館)『地域に根ざす民衆文化の創造―「常民大学」の総合的研究―」など。論文、「初稿本『遠野物語』の問題」(『国文学』)「平地人とはだれか」の三回連載(『伊那民俗研究』『遠野学』)など多数。「柳田国男年譜」『柳田国男全集』別巻Ⅰを三月に刊行。