山登りトラブル 回避・対処マニュアル

野口いづみさん(19回生/山岳部OG)がNHK「実践!にっぽん百名山」に出演 (放送2015.3月)

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山岳部OGの野口いづみ(19回生)さんが、NHK「実践!にっぽん百名山」に出演するとのお知らせを頂きました。

医師である野口いづみさんは「山登りトラブル回避対処マニュアル」の著者でもあり、登山家としての経験と専門家の視点から山の医療や講演会や執筆なども行っています。

 
「実践!にっぽん百名山」の放映&野口いづみさんの出演は、下記の通りです。
 ●毎週金曜 夕方17:00~17:25 (再放送:毎週木曜 14:00~14:25)
※その内、出演は2015年 3/6、3/13、3/203回だそうです。

 

 

●NHK「実践!にっぽん百名山」公式ページ
http://www4.nhk.or.jp/j-100yama/
山を取り上げ、ルートの見どころや注意点を詳しく解説。
すぐに役立つ、山登りのテクニックや装備、便利グッズもたっぷり紹介します。≪番組紹介より≫

●「山登りトラブル回避&対処マニュアル」出版社のページ
http://www.oizumishoten.co.jp/books/04729.html
登山中のリスク回避・アクシデントに完全対応!夏や秋などのシーズン中、遭難者続 出の登山。本書は、自然災害への対 処から山歩きのトラブル回避、体調ト ラブル、ケガの応急処置、遭難・事故 時の行動などを、イラストを使ってビ ジュアル解説。初心者はもちろん、ベテラン登山者にも役立つ情報が満載。≪書籍紹介より≫

出版社:大泉書店 (2014/7/11)
ISBN:978-4-278-04729-5

<著者略歴> 野口 いづみ
日本登山医学会理事、日本山岳会理事、日本山岳文化学会常務理事。
東京医科歯科大学卒業。鶴見大学麻酔科前准教授。
山の医療や安全登山のための講演、執筆なども行っている。
都立武蔵高校時代 より山岳部に所属。

 

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山岳部OB会「やまね会」

山岳部は都立武蔵高等学校が男女共学になった昭和25年に創部されました。64年間の歩みの中で約380人の部員がOB・OGとして巣立っています。

sangaku_pic現在、OB会の役割としては学校や現役部員への協力・支援・交流と会員相互の親睦があります。具体的には平成3年から任された大菩薩ヒュッテの維持管理のために小屋番を派遣したり、ヒュッテのメンテナンスなどを行っています。

また、現役部員との交流・支援のために春の小屋開き作業と新入部員歓迎山行を一緒に開催したり、秋の小屋閉め作業と秋季山行を一緒に開催したりしています。さらに登山技術講習会や現役山行へのOB派遣なども行っています。

会員相互の親睦としては2年ごとの総会、新年会、有志による山行、会報誌の発行、会員名簿の発行、ホームページ(現在はヒュッテ予約状況のみ掲載)の開設、メーリングリストの作成などを行っています。

山岳部OB会

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「大菩薩ヒュッテ 新設水道完成!≪武蔵上水≫と命名」 卯之原 文康(山岳部OB会会長代行)

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2007年の夏、勝縁荘から借りていた水道が渇水のため使えず、利用者にこ不便をおかけしたことがありました。既存の水道は老朽化が激しく、たびたび破損 水漏れを起こしていたので、山岳部OB会で、この際もっと水量を確保できる自前の水道を作ろうという話が持ち上がりました。

早速、翌年から山岳部OB会総会とヒュッテ管理委員会それぞれで、山岳部OB諸氏、学校、PTA、同窓会の承認をいただき、並行して近隣山小屋の了解を取り付け、関係各官庁との事前協議、取水口・水路の候補地調査、水路設計など、2009年の新水路敷設工事に向けて準備を進めていきました。

取水口選定にあたっては、四季折々の沢筋の水量を調べ、渇水期でも水量が確保できること、水圧による自然放流なので導水を容易にするため、ヒュッテよりも標高が50m以上高いことなどに重点を置き、最終的には勝縁荘の前を流れる姫ノ湯沢の源頭付近で標高差100m上部の国立公園内に取水口を決めました。12月に山梨県峡東林務環境事務所による取水口の確認、水路敷測量に立会い、申請のための事前準備をすべて終えました。

 

03dosokai_unohara 2009年2月に提出した申請書が3月に認可さね、4月からは水路の整備のため、倒木の排除、下草刈りを行い、5月30日、初狩から荷揚げした300kgの資材を勝縁荘前に着荷。一巻の重量40kg、全長90m、口径25mmの塩ビ水道二層管七巻をいったん平らに延ばし、予定水路に沿って引っ張り上げたり、ダム状にした取水口にフィルター付き取水管を設置したり、登山道を跨ぐ所に水道管を通した鉄管を埋めたりと、総勢11名のOBが汗まみれになつて工事にあたりました。

その日の夕方、試験開通させた水道管から水が勢いよく出た時には、皆で美味しい沢水を飲みながら完成を喜びあいました。その時、誰からともなく「水道の名前は武蔵と学校の北を流れる玉川上水にちなんで<武蔵上水>にしようと命名されました。さらに、9月に補助水道管と中間枡を設置して、渇水対策と不純物除去対策を補強しました。これで、ようやく全てのインフラを自前で持つことができ、利用者の皆さまに自信を持って快適な宿を提供できるようになったと思います。